5月の行事といえば「端午の節句」
端午の節句は別名「菖蒲の節句」といわれています。
中国では古来から、端午節に菖蒲を厄除けとして用いてきました。5月5日になると菖蒲やよもぎを
軒に吊るしたりお酒にしたりして無病息災を願うという習慣がありました。
こういった邪気を払う風習を中国では浴欄節(よくらんせつ)と言います。
これが日本に伝わってきたのは、ほぼ1300年前の奈良平安時代と言われています。
江戸時代になると菖蒲という名前から勝負を連想して、武士が出陣を前に菖蒲の湯に浸かったことから
「菖蒲湯」が生まれたと言われています。
若葉が丘でも毎年5月になると菖蒲湯で季節を感じてもらっています。
菖蒲の匂いを楽しんだり
菖蒲湯の効果の話に興味を示していたり
「これで笛を作ったりしたんだよね。」と子どもの頃の話をしたり
皆様、それぞれ菖蒲湯を楽しんでいました。